不思議な話
小さな頃の話。
田舎に住んでいた私は、たくさん近くに親戚がいる状態だった。
そんな親戚の何名かは"見える"人が結構いて、それが普通の環境だった。
曾祖母が亡くなった時。親戚が集まって、みんなで合掌したらばーちゃん上がってったねーなんて和気藹々と話してるのは、何も見えない子供のあたしからしたら、ふーんそーゆーもんなのかーと思っていた。
あの店の店員には何か憑いてるからあの店に行っちゃいけないとおじさんに言われたり、
夜中にやってくる"客"をうるさいと一喝して追い出したという叔母の話だったり。
何かとそういう現象に近い場所にいたと思う。
あたしは見えないので、
高熱を出すと、
自分を自分が見てる現象。あれが起きるんです。
熱せん妄と言われたらきっとそうですわ!っていう感じです笑笑
確信も証拠もないのでね。
あと、仕事上病院で働いてるのですが、亡くなる方の部屋には黒い人が入っていきますね。
これも確信もなく証拠もないので、あ、そろそろなのかなと思いますが、人が亡くなることは自然なことなので別に怖くもなんともないですね。出来れば見たくないタイプなので。怖いの嫌い。
今後見えることがなければいいんですが、家系だったらやだなと思います。
よく息子も誰もいない電柱に手を振ってたなーとか、天井の端にオレンジのがいるっ!って騒いだりしてたんですが、きっと巨大オレンジのお化けだったと信じてます!